浜田 雅功
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ジャンル
お笑い・スポーツ
年代
1980年代(頃)
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浜田 雅功
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浜田 雅功 (はまだ まさとし、1963年5月11日 - )は、日本のお笑い芸人、俳優、歌手である。「浜」の戸籍上の表記は「濵」である。
[概要]
愛称は浜ちゃん。身長165cm。体重50kg(59.4kg)。血液型はA型。趣味はゴルフ。
大阪市浪速区生まれ(大国町駅周辺)、兵庫県尼崎市出身。所属事務所は吉本興業。
日本を代表するお笑いコンビ、ダウンタウンの一人であり、ツッコミを担当。相方は、「松ちゃん」こと松本人志。
妻はタレントの小川菜摘で、1991年と1994年に2男をもうける。
[芸人になる前]
大阪市でペンキ屋(大阪万博にてソ連館のペンキ塗りをしたペンキ屋)に勤めていた父・憲五郎、母・信子の間に生まれ、小学5年に父が独立、尼崎市でペンキ屋を開く。父とヒロミの父とは、鹿児島時代の同級生(2人とも就職の為に出身地の鹿児島を離れた)である。妹は通称カーコ(本名不詳)。親友でもある松本人志や高須光聖曰く、実家では、よほど親しい友達でないと家に上げてもらえなかったという。
幼稚園へあがる頃に尼崎へ引っ越している。家族で芦屋にも住んでいた事がある(ごぶごぶでの本人談)。高須とは幼稚園からの付き合いであり、小学校へ転校してきたというのは松本のネタである。
松本・高須のラジオ番組「放送室」でも、当時の仲間内で一番貧乏だったのは、浜田の家ということで意見が一致している。住んでいたアパートはかなり老朽化しており、浜田が幼少時、浜田の家の上の階の床が抜け、上に住んでいた韓国人のおばちゃんが浜田を抱いていた母親の肩をかすめて落ちてきたことがある。しかし、本人は貧乏であったことは認めるが、生まれたときから貧乏ではなかったと主張している。本人曰く、「大阪万博までは羽振りが良かった。それからや、ヤクザの取立てが家に来るようになったんや。」と語る。
1982年 三重県にある全寮制の日生学園第二高等学校(入学は日生学園第一高等学校。2年次に移動)卒業。在学時はあまりに厳しい環境のため何度も寮を脱走し、松本や友達の家に逃げ込んでいた(本人談)。浜田が一年生の頃、学校の便器を素手で掃除するというしきたりがあったほどである(『徹子の部屋』に出演したときに述べていた)。同校の後輩として今田耕司がいる(今田は同校中退、辞めた理由も浜田と同じ)。
高校卒業後の目標は特になかった為、父親の提案で競艇選手の試験を受けたが落ちている。
[吉本入り]
1982年、小学校から中学校時代の同級生である松本人志を誘って吉本興業入り。同社の若手タレント養成所「吉本総合芸能学院(NSC)」第1期生となる。当初は「松本・浜田」というコンビ名であったが、その後改名により「ひとしまさし」「てるお・はるお」「ライト兄弟」を経て、現在のコンビ名「ダウンタウン」になった。
デビュー当時はそのふてぶてしい態度から先輩達から忌み嫌われる存在(浜田に関してはよく先輩から奇妙な愛情でいじられていたらしい)であったものの、「4時ですよーだ」(毎日放送)で関西地区での人気を不動のものにする。程なくして上京、「夢で逢えたら」(フジテレビ)などで人気を博し、全国区タレントとして広く名を知られるようになる。1990年前後にはウッチャンナンチャン・とんねるず・B21スペシャルらと共に「お笑い第三世代」として一大ブームを巻き起こした。その後、お笑いのみの活動にとどまらず、俳優、声優、歌手活動も精力的に行っている。現在ではピンでの司会業が増えている。
[芸風]
ツッコミのパターンは頭をはたく、デコピン、ゲンコツ、回し蹴り、かかと落とし、頭突き、ビンタ、尻を蹴る、額を指4本で突く、ほっぺに噛み付き、鼻に指を突っ込む、前肩と後頭部を同時に叩く(松本曰く、どれもとても痛いらしい)など様々なバリエーションに富み、際だってメリハリのあるツッコミが松本のシュールなボケと対照を成す。ただ、「はたく」は音だけで痛みはさほどないらしい(松本、フットボールアワー後藤が発言)。
また、ビンタの威力は強烈で「受けた直後に真っ直ぐ歩けなくなる」「物が白黒に見える」「味覚障害になる(甘いと酸っぱいは判別できるが甘酸っぱいは分からなくなる)」などと例えられている。松本は「浜田のビンタは小熊(あるいは小ゴリラ)ぐらいの威力」と言っている。
先輩でも臆することなく容赦なしにドツいたり、タメ口をきいたり、呼び捨てにしたりしてツッコミを入れる。大御所俳優などに対してもこのようにストレートな発言をぶつけて笑いを取る才能は、松本や島田紳助などから「自分にはない」として高く評価されている。志村けんも「俺でもいかりやさんの頭を叩くのに何十年もかかった」「俺が頭をたたかせるのは今じゃオマエ(浜田)だけ」と評価している。もちろん無礼な行動であるので、浜田に対して悪い印象を持つものも多い。志村けんの周囲は「あいつだけは絶対許せない。今度会ったらぶっ飛ばす」と発言しており、その際には志村が「違うんだよ、彼は本番ではああいうキャラで売ってるんだけど、裏ではちゃんと礼儀正しいし、挨拶するし、すごいイイやつなんだよ」と宥めている。志村は、ある番組において「俺が好きなやつには、叩かれてもいい」と発言していた。
浜田の頭は大御所や先輩、同期、相方しか叩く事は許されず「若手が頭を叩いた時はもう、とてつもなく恐ろしい事になる」と松本が証言している。しかし本人は「筋さえ通していれば何もしない(後で挨拶に来れば怒らない)」と発言しており、実際に山崎邦正やブラックマヨネーズが浜田の頭を叩いた事があるが何も起こらなかった。
テレビでの容赦の無さとは逆に、収録外では礼儀正しい対応を尽くしている。事実、収録中はいじり倒す番組出演スタッフにも深々と頭を下げており(「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」など)、先輩へ頭を下げる姿も画面から見切れる形ではあるが、映像に映る。
加賀まりこや泉ピン子など毒舌を得意とする大御所クラスの女性芸能人の前では、さすがの浜田もツッコミが弱くなってしまうことが多い。もちろん、頭をはたくなどのツッコミは絶対にせず、笑いながらツッコミを入れるのが精一杯である。しかし、その傍らで松本の頭を叩く事もある。しかし「ガキの使い」の企画では加賀にゴミ袋を被せるなど体を張って笑いを取りに行くこともある。
コンビ共にデビュー当時から特異な比喩表現を行うことが多かった。まだまだ無名当時に競演した関根勤が、大物俳優で現在のように誰からもいじられなかった中尾彬に対して浜田が「黙れ、ガマ親分!」と怒鳴ったのを見たことを引き合いに出し、「あんなすごい的確な表現をする(さらにそれを放送中に言う)人間が出てきたのに驚き、すぐダウンタウンのファンになった」と語っている。
今では誰しも、浜田に突っ込まれることをありがたく思ってきているが、これはHEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMPで、まだ売れる前だったシャ乱Qのつんくを叩いたところ、その後売れたことをつんくが提唱したからである。俗に言う「浜田に突っ込まれたミュージシャンは売れるジンクス」である。
一時期はツッコミ用の小道具としてハリセンやメガホンが定番のアイテムであった。大阪時代から東京に進出した後の1992年頃までは、松本・ゲスト・観客に対してキレキャラで接し、どつくことを基本にしていた。しかし、一般に受け入れられるようになり始めた1993年頃から、意識的によく笑うことを新しい芸風にした。この転換は大成功で、その後のダウンタウンのイメージアップに貢献した。
ツッコミのスタイルとしては、中田ボタンや紳助竜介に影響を受けている。一般的にツッコミというポジションは「努力と技術がものをいう」と言われており、浜田もかつてコンビを組んだ当初はツッコミの概念を掴みあぐね、中田ボタンを参考にしたという(三世代漫才トークより)。
「ごっつ~」「ガキの使い~」内でのドッキリ企画では迫真の怒りの演技を見せる。ドッキリの為の演技とはいえ、浜田のとてつもない怒りぶりを見てYOUや篠原涼子、西端やよい、ココリコの田中直樹、今田耕司、フットボールアワー、井上マーらがこのドッキリに引っかかり泣いてしまった事があった。今田は「ダウンタウンがケンカして解散の危機に」というドッキリを信じ込み、大泣きした。
逆に、浜田自身は「ごっつええ感じ」の「野生の王国」というコントで「ほんこんだと思ってしばいていた着ぐるみの中の人物が、実は坂本龍一だった」というドッキリを仕掛けられたことがあり、坂本だと分かった時にはただただ平謝りだった。
また同じく「ごっつ~」内の企画で、高校時代に最も恐れていた恩師が「オウ!浜田!」と突然登場した事もあり、本気でビビる姿を見せた事もある。
「やりすぎコージー」番組内で発表された「08年東京NSC生280人が選ぶ理想のツッコミ」という吉本が毎年NSC生に対して行うアンケートでは、圧倒的得票で1位を獲得し、芸歴25年を超えてもなお、尊敬されるツッコミの代表格である事を証明した。ちなみに同アンケートで20年程首位獲得しているらしい(千原Jr談)。ただし、「放送室」で独自調査した「NSC卒業生に聞く自分が組みたいツッコミ」アンケートでは1位を取得せず、3位に留まった。
[仕事]
出版物や声優活動などタレント活動以外では「浜田」ではなく、戸籍上の表記である「濵田」でクレジットされる。また俳優活動でも『ひとりぼっちの君に』以降の出演番組では、浜田でも濵田でもなく「濱田雅功」とクレジットされている。これについては「一人で仕事したときに、コケようが何しようが、全部オレの責任。それをあの“浜”でコケると、 うちの相方さんにも迷惑かかる。“ダウンタウンの浜田”って絶対見られるやんか。ただ、気持ちの中で本名の“濱田”で オレは仕事をしてる、ってなると、オレの気持ちの中で『いや、オレが蒔いた種で、オレが勝手にコケた』ってなる。もちろん、世間はそう見いひんよ。どっちにしたって“ダウンタウンの浜ちゃん”でしか見いひんけど。オレの中のケジメとしては『いや、本名でやった』と。あの“浜”だけはなんかこう、しょぼいことでけへん、みたいな」と話している。
後輩やADに対し収録の観客がいる前でも堂々と厳しく注意し、HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMPの生放送でもミスしたスタッフや立ち位置を間違えたミュージシャンに対し注意する場面をよく見かける。また観客に対しても進行を妨げる声援をかけた場合は容赦なく怒る。相方の松本も「あれだけ怒鳴りつけた後に普通に突っ込んだりして笑いをとれるのは凄いわ、俺には出来ない」と語っている。
浜田個人としては「ADブギ」(TBS系)などのドラマにも出演し、俳優業もこなす。これについては島田紳助に「自分は笑いだけでやっていくつもりはないんです。隣が偉大すぎて。」と語っていた事がある。だが、脚本を勝手に関西弁に変えてしまうなど、アドリブも多く、共演者は笑いをこらえるのに必死だった。「パパとなっちゃん」で共演した田村正和には演技が面白いと評された。
相方の松本と同様、恋愛関係の番組には無縁で、自身の番組でも恋愛のトークはあまり参加しない傾向が強い。「ダウンタウンDX」などでは杉本彩や梨花などの過激な恋愛論の終止符は、松本のボケを待ってツッコムか、出演者のツッコミを採用して終わるパターンが多い。
1996年頃にはドラマ「竜馬におまかせ!」の役作りの為に長髪にしたりするなど、次第にその容姿にも注目が集まるようになり、30代でありながらラフな格好をすることからファッションリーダーとしてファッション誌でも取り上げられるようになった。浜田のファッションを真似る人達は「ハマダー」と呼ばれていた(当時、アムラーやシノラーなど、ファッションリーダーを真似る一般人はその手本となる人物をもじった愛称が付けられていた。相方の松本も対抗し、ネクタイの先をズボンに入れる格好を「ヒトシー」と名づけて現在も実践しているが、定着していない)。
東京進出直後、「スーパークイズスペシャル」に出演。「目立たなければいけない」と、全く親交が無く「近くにいた」加山雄三に「おい雄三、コラァ」と喧嘩を売ったことが東京のテレビ関係者にウケたが、番組終了後には平謝りだった(この時加山は「なぜ謝る必要があるのか」と返したという)。松本は浜田のこうした行為に「頭がおかしい」「ダウンタウンを東京に売り出せたきっかけになった」などと評している。また同じ関西出身で司会を担当していた逸見政孝とのやりとりも見ものであり、逸見の「お前らしっかりせえや!」「何でお前らおんねん!」との言葉に対し「いつみ~!」「いつみのオッサンだけは! あのガキは!」「逸見、後で裏来い」といった暴言をよく吐いていた。しかし楽屋では非常に仲が良く、また、加山の件でもフォローをしており、逸見が逝去した際は「逸見さんはダウンタウンが売れるきっかけを与えてくれた人です。本当に感謝しています」と涙ながらに話していた。
1995年よりH Jungle with tとして歌手としても作品を発表しており、1995年3月15日に小室哲哉のプロデュースで発売された『WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント』(H Jungle with t)は、200万枚を超えるヒット曲となり同年の上半期1位(年間2位)となった(松本も間奏部分での参加)。以降も、ソロ名義、Re:Japanの一員として、CD「明日があるさ」を発売する。2004年11月には作詞・松本人志、作曲・槇原敬之で松本の幼少時代を歌ったクリスマスソング『チキンライス』を発売した。また、相方の松本人志とは坂本龍一らのプロデュースで、GEISHA GIRLSとしてシングル、アルバムCDを発売している。
『シュレックシリーズ』(日本語吹き替え版)の主人公の声優を担当。
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